stellacafe

ナース・ミントの悩み解決クリニック

育児・介護をはじめとした生活の悩みを解決する看護師ブログです。

MENU

老老介護のリスクを回避する3つの対策!老後に必要なのはお金よりも情報です

初めて当サイトをお越しの方はこちらからナース・ミントの悩み解決クリニックって何?当サイトの自己紹介!

スポンサードリンク


f:id:stellacafe7:20170207092630j:plain 介護問題は早い段階から情報を集めておくことで、抱えるリスクを極限まで小さくすることが可能です。

介護問題は将来誰もが直面する問題です。

あなたの老後が老老介護によって悲惨なものにならないようにするために、老老介護にはどのようなリスクが潜んでいて、それを予防するためにできる対策は何なのかについて説明していきます。

老老介護とは

老老介護(ろうろうかいご)、あるいは老老看護(ろうろうかんご)とは、家庭の事情などにより高齢者が高齢者の介護をせざるをえない状況のことで、日本のような高齢化社会を形成している国家ではしばしばみられるケースである。

引用:老老介護 - Wikipedia

今は老老介護の末、双方に認知症が発生し、認知症の人が認知症の人を介護する「認認介護」も増えています。

老老介護5つの原因

老老介護の大きな原因として5つ挙げられます。

長寿化

少子化

核家族

・経済的貧困

・情報の貧困

によるものです。

長寿化

人の寿命伸びたことで老老介護が増えています。

下記のグラフは国民の平均寿命と健康寿命の数位を男女別で表しているグラフです。

 

f:id:stellacafe7:20170123144834p:plain

出典:厚生労働省

男女とも平均寿命と健康寿命との差が10年前後空いていることが分かります。

健康寿命とは平均寿命から、衰弱、認知症、病気など介護を要する期間を差し引いた寿命のことです。

介護を要する期間は人によって様々ですが、平均すると死ぬ前の10年間は介護を要する状態で生活しているということになります。

 日本は長寿大国といわれていますが、決して健康大国というわけではなく長寿化によって介護の問題が深刻化しているのです。

少子化核家族

少子化核家族化により高齢者しか介護をできる人がいない世帯が増えています。

以下のグラフは高齢者のいる世帯の構成割合を表しているグラフです。

(このグラフでは65歳以上を高齢者としてカウントされています)

f:id:stellacafe7:20170123145105p:plain

出典:厚生労働省

3世帯家族は減少している一方で、単身世帯や夫婦のみの世帯が増加しています。

また親と未婚の子のみの世帯も増加していますが、これは未婚化により増えている家族構成です。

このような家族構成が増えていることもあり、主な介護者は配偶者、子、子の配偶者が多く介護者の6割以上が60歳以上を占めています。

「子」といっても、親の年齢が90歳以上となれば子もかなりの高齢となります。

ここで「子」の「子」にあたる若い世代に介護の支援を受けられるといいのですが、働き盛りの若い世代は都心に上京しているケースが多いです。

 経済的貧困

経済的貧困によって必要なサービスが受けられない場合があります。

今は高齢者の6人に1人が老後破産するくらい高齢者の置かれている現状は厳しく、年金だけではとても生活が難しくなっています。

そのため施設に入りたくても経済的な問題から施設に入れない高齢者が多くいます。

情報の貧困

たとえお金がなくても、情報を持っていることで何とかなることが沢山あります。

しかし現に老老介護をしている人の多くが、介護に関する情報をほとんど持っていません。

結果、介護保険の存在なども知ることができず自分達だけで介護の問題を抱えてしまっている世帯も多く存在します。

情報の貧困こそが老老介護を深刻化させているともいえます。

老老介護の抱えるリスクを回避する3つの対策

老老介護の原因をみても分かるように少子高齢化が進む以上、老老介護は誰の身にも起こりうる問題です。

なのでのうちから老老介護という問題を乗り越えるための方法を知り、準備しておきましょう。 

介護に関する情報を集めておく

将来、介護が必要になった時に利用できるサービスについて今から確認しておきましょう。

「情報を多く持っていること」これが一番の対策になります。

介護に関するサービスは知っている人だけが得をして、知らない人は利用すらできないというものが多くありますので、あなたも積極的に利用できるように情報を持っておきましょう。

一番身近なサービスでいえば介護保険があります。

介護保険とは40歳以上の国民全員が加入することになっています。

65歳以上の人で要介護認定により介護が必要だと認定された人が、必要な介護サービスを受けることの出来るしくみです。

40歳~65歳未満の場合でも、介護保険に指定されている特定疾患の場合は介護保険を利用することができます。

介護保険を利用したい場合は、お住まいの地域包括センターや市役所窓口に相談することで申請出来ます。

また高齢者のみの世帯が安心して生活できるように、自治体では様々な見守りサービスが実施されています。

・緊急通報ペンダントの配布

・日常生活用品の貸し出し

・ボランティアによる自宅訪問  

などがあります。

自治体によって内容は異なりますので、事前に自分の自治体がどのようなサービスをしているのか調べておくのもいいでしょう。

またどの自治体にも民生委員という人がいて、民生委員はあなたの生活上の悩み相談に応じてくれます。

民生委員とは都道府県知事に推薦されたボランティアの人のことで、各自治体に配置されています。

民生委員のような困った時に相談できる相手の存在を知っておくことも大切です。

他にもセコムやアルソックなどのセキュリティ会社も、有料となりますが様々な見守りサービスの実施や健康相談窓口の設置などをしています。

このように今後介護の問題を抱えた際に相談出来る窓口やサービスを知っておくことが重要です。

この他にも介護費用が安くなる方法、仕事を両立するための制度などがあります。

本当に介護問題は直面する前にいかに情報を持っているかが大切になります。

自分の介護環境を整えておく

自分の周りの介護環境を整えておきましょう。

これは自分が介護される側、する側どちらの場合でも重要です。

可能ならば結婚し、老後も頼りにできる子どもがいるに越したことはありません

また可能な限りお金の準備をしておきましょう。

お金はあるに越したことはありません。

貯金はもちろん任意の年金保険や介護保険に加入しておくことをオススメします。

他にも不労所得として得られる株の配当金や、不動産の家賃収入などがあればより安心です。

延命治療について考えておく

家族間で元気な間に延命治療に対する意思確認をしておきましょう。

自分は延命治療を望んでいなかったのにその意思表示をしていなかったために、延命治療されてしまい家族内で老老介護が始まるというケースが多いです。

家族に負担を掛けたくない、延命治療してまで生きたくないという人は、元気なうちからその意向を家族にも伝えておく必要があります。 

まとめ

老老介護は将来、誰の身にも起こりうる問題です。

そして老老介護には様々なリスクがあります。

しかし介護に関するリスクというのは早い段階で、より多くの情報を得ていることでそのリスクを回避することができます。

将来の介護問題に不安を抱えている方は今後も介護に関する情報を収集しておきましょう。

私もこのブログを通して介護負担を減らすための情報を発信していきますね。