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乳腺炎は早期治療が肝心!痛みもなくなり予防もできる5つの方法

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乳腺炎の治療中も母乳育児を継続することは可能ですし、乳腺炎は正しい知識を身に付けることで予防することもできます。

母乳育児をしている女性の3割は経験するという乳腺炎

おっぱいも痛いし、熱が出て体もしんどい。。。

乳腺炎は本当にツライです。

それに治療中の赤ちゃんのミルクはどうしたらいいの?という不安も抱えておられると思います。

ここでは

乳腺炎の治療法

・治療中の授乳について

乳腺炎を繰り返さないために

についてまとめています。

乳腺炎の原因

乳腺炎はおっぱいに母乳が溜まった状態が持続することが原因で起こります。

おっぱいに母乳が溜まったあと、そこから細菌感染を起こしたら感染性乳腺炎となり、細菌感染を起こしていない場合は非感染性乳腺炎となります。

進行の仕方としては、

おっぱいに母乳が溜まった状態になる

非感染性乳腺炎

細菌による感染性乳腺炎

膿瘍形成

というように進行していきます。

膿瘍形成とは、おっぱいの中で膿が溜まってしまう状態のことでひどい場合には切開して膿を取らなければなりません。

非感染性乳腺炎の場合は適切に対応すれば24時間以内に改善することがほとんどです。

なので乳腺炎の症状に早く気付き、すぐに対応することがとても大切となります。

 乳腺炎の症状

乳腺炎の症状は以下の様になっています。

 

非感染性

感染性

発症のタイミング

おっぱいに母乳が溜まるといつでも起こりえます。

産後10日以降に突然起こります。

部位

基本的に片方のみ

基本的に片方のみ

張り方、熱感

母乳の溜まっている部位にしこりができる。

まだら状、筋状の発赤があり、軽度の熱感もある。

局所的に腫れる。

感染が進むと、感染している部位がカチカチに触れる。

発赤、熱感がある

痛み

軽度

強い痛み

体温

38.4℃以下

38.5℃以上

体調

気分不快

インフルエンザの様な症状

悪寒、全身倦怠感

おっぱいのしこりが自分で取れない、筋状の発赤、軽度の熱感が出たなどの症状があれば、その時点で母乳外来を受診するようにしましょう。

乳腺炎の治療法

感染性乳腺炎の場合は、その原因となっている細菌に対して抗菌薬で治療します。

治療開始の目安は

・細菌検査で感染が確認される

・インフルエンザのような症状がみられる

・乳首に傷がある

・溜まった母乳をしっかりと出し切った後、12~24時間経過しても症状が良くならない

が挙げられます。

抗菌薬の内服を適切に行わないと、乳腺炎を繰り返す原因にもなるので指定された通りに薬は飲みましょう。

また乳腺炎の場合はおっぱいを冷やすようにしましょう。

冷やす際は冷えピタを貼ったり、タオルで包んだアイスノンを当てたりして冷やすと良いでしょう。

薬を飲んでいる間の授乳について

以前までは乳腺炎になった場合、授乳は禁止とされていました。

しかし現在は乳腺炎の治療中も授乳は可能となっています。

その理由としてWHOやアメリカ小児学会は

・抗菌薬の治療と授乳の継続が、乳腺炎の症状改善に繋がる

・授乳を続けても児にとっては一般的に安全である

と発表しています。

もちろん医師は授乳中でも安全に使える薬を処方してくれます。

 乳腺炎を繰り返さないために

乳腺炎を繰り返さない為の注意点を説明します。

確実に薬を飲む

今すでに感染性乳腺炎にかかっている人は、病院で処方された薬は確実に飲むようにしましょう。

それができていなかった場合、乳腺炎を繰り返す原因につながります。

正しいくわえさせ方をする

赤ちゃんが正しくおっぱいをくわえることができず、浅吸いになるとおっぱいに母乳が残る原因になります。

下の絵のようにしっかりくわえるようにしましょう。

 

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また授乳直後の乳首が下の絵のようにいびつな形になっていると、浅吸いになっているサインです。

 

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抱っこの方法を工夫する

赤ちゃんは赤ちゃんの下唇、上唇の延長線上のおっぱいに溜まった母乳を主に飲んでいます。

逆に口角の延長線上の部位の母乳は残りやすくなります

そのためずっと同じ抱っこの方法だと母乳が残りやすい部位が決まってしまいます。

様々な抱っこの方法を試し、色んな角度から飲んでもらうと残乳を予防することに繋がります。

3時間おきにおっぱいを一度カラにする

母乳がおっぱいに長時間溜まることが乳腺炎の原因になるため、3時間おきには搾乳をして一度おっぱいをカラにしましょう。

何度も搾乳しすぎると母乳の分泌が増えてしまい、さらに母乳が溜まる原因になりますので、搾乳のやりすぎは避け、3時間おきくらいにカラにするのがポイントです。

(母乳は次から次に作られるので、実際にカラになる訳ではありません。

 長時間溜まっている母乳を出すという意味でカラにすると表現しています。)

早い段階で母乳外来を受診する

おっぱいにしこりが出来たり、非感染性乳腺炎の症状が現れた場合、それが感染性乳腺炎になる前に対処することが大切です。

もしやと思ったら早い段階で母乳外来を受診しましょう

まとめ

乳腺炎の原因はおっぱいに母乳が長時間溜まった状態になることで生じます。

乳腺炎の症状は非感染性乳腺炎と感染性乳腺炎で異なります。

 早い段階での対処が大切です。

乳腺炎の治療方法は感染性乳腺炎の場合、原因となる細菌に合わせた抗菌薬を使用します。

・治療中でも授乳することは可能です。

乳腺炎を繰り返さないために、処方された薬は確実に内服しましょう。

 おっぱいに母乳を残さないように、しっかりとおっぱいをくわえさせましょう。

 抱っこの向きを色々試してみましょう。

 3時間おきに搾乳しておっぱいを空にしましょう。

 もしやと思ったら早い段階で受診しましょう。

↓↓こちらで全国の母乳外来を検索できます。

出産した病院に問い合わせることでおっぱいを見てもらえる場合もあります。

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