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突然できた授乳中のおっぱいのしこり対処法&繰り返さない4つの極意

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授乳期間中に生じるおっぱいのしこりは本当に厄介ですが、正しい予防方法を身に付けることで防ぐことができます。

私も授乳期間中、何度もしこりに悩まされましたが、きちんと搾乳したり、葛根湯を飲んだりと対処することでしこりのできる回数を劇的に減らすことができました!

ここではそんなしこりの対処法と繰り返さないための予防法を説明します。

しこりの原因

おっぱいのしこりの原因は3つ挙げられます。

おっぱいに長時間母乳が溜まっていた

おっぱいに長時間母乳が溜まった状態になると、おっぱいの中で小さな塊ができる場合があります。

そしてその塊が、細い乳管を通っている時につまってしまうのです。

これがおっぱいが詰まった際に乳首に現れる白斑の正体です。

この白斑は

・授乳の間隔が長くなった

・母乳の分泌量が多く、赤ちゃんが母乳を飲みきれていなかった

・正しい抱き方、くわえさせ方ができていなかったため、母乳がしっかり飲み切れていなかった

・赤ちゃん自身、吸う力が弱く母乳を飲み切れていなかった

といった理由から生じます。

もともと乳腺が細い

元々乳腺が細い場合つまりやすくなります。

私は産後のおっぱいチェックで助産師さんに「乳腺がもともと細いね。つまりやすいと思うわ」と言われたのですが、案の定何度もつまりました。

 血流が悪い

おっぱい周辺の血流が悪い場合も詰まりやすくなります。

きつめの下着を着用していたり、過度な肩こりがあるなど、おっぱい周辺の血流が悪い場合もつまりの原因となります。

この場合乳首に白斑は見られず、おっぱいの基底部のあたりでしこりができていることが多いです。

しこりができた時の対処法

赤ちゃんに吸ってもらう

おっぱいが詰まった場合赤ちゃんに吸ってもらうのが一番の治療法です。

赤ちゃんに吸ってもらう時のポイントですが、赤ちゃんの上唇と下唇の延長線上の部位の母乳がよく吸われます。

そのため白斑、しこりのある部位が赤ちゃんの上唇、または下唇になるように抱っこします。

下の絵を見て下さい。

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例えば

①③の部位に白斑、しこりがある場合は縦抱き

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②④にしこり、白斑がある場合は横抱き

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①と④の間、②と③の間にしこり、白斑がある場合は斜め抱き

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①と②の間、③と④の間にしこり、白斑がある場合はフットボール抱き

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という具合です。

授乳する際はしこりのある側から授乳を開始し、赤ちゃんが飲んでいる間しこりの部分を押さえるようにしましょう。

しこりの部分をしごいたりすると、乳腺を傷めるので押さえるのみにしましょう。

自分で白斑をとる

自分の親指と人差し指を使い、乳輪部を押さえるようにしてつまむと母乳が出てきます。

その要領で搾乳を続けると少しずつ白斑も外に出てきて、ある瞬間にピュッと取れます。

搾乳の際も白斑のある延長上の乳輪部を押さえるようにするのがポイントです。

しこりの部位を押さえながら行うとより白斑が取りやすくなります。

しかし自分で取るのは大変なので、「これは自分じゃ取れない」と思ったら母乳外来を受診することをお勧めします。

母乳外来に行くと助産師さんがしこりを取ってくれます。

私も普段は自分で取るようにしてましたが、どうしても取れない時は母乳外来を受診していました。

しこりの原因が白斑によるつまりの場合、温めると母乳がさらに作られるため、しこり・痛みが増強します。

白斑が原因で痛みがある場合は軽く冷やしましょう

アイスノンを直接あてると冷やしすぎて母乳の分泌が一気に悪くなるので、冷えピタやアイスノンをタオルにくるんで軽く冷やす程度にしましょう。

しこりを繰り返さないための予防策

母乳を長時間溜めない

しこりを予防するためには、おっぱいに長時間母乳を溜まった状態にしないことが大切です。

そのためにできる予防策を3つ説明します。

まず一つ目は「正しいくわえ方をさせる」です。

正しくくわえることができないと飲み残しの原因になります。

正しいくわえさせ方については下の絵をみてください。 

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2つ目は授乳後、おっぱいに残った母乳は搾乳し一旦おっぱいの中をカラにするです。

(母乳は次から次に作られるので、実際に空になる訳ではありませんが、ここではカラにすると表現します。)

母乳の分泌が多いママの場合、赤ちゃんが飲み終わった後もおっぱいに母乳が残っている場合があります。

その母乳をそのままにしておくと、中で白い塊ができる原因になるので授乳後搾乳するようにしましょう。

3つ目は赤ちゃんの成長に伴い授乳間隔が空いてきた場合でも、3時間おきには搾乳するです。

赤ちゃんが成長すると、一回の授乳量が増え授乳の間隔が空いてきます。

しかしそのままにするとつまりの原因になるので3時間おきにおっぱいをカラにしましょう。

ここで注意してほしいのが搾乳のやりすぎです。

おっぱいが詰まるのを警戒して何度も搾乳する方がいます。

しかし何度も搾乳をすると母乳の分泌が増えすぎてしまい、返っておっぱいがつまりやすくなる場合があります。

そのため搾乳は3時間おきを目安にしましょう。

おっぱい周辺の血流を良くする工夫をしましょう

血流が悪いことが原因で詰まりやすい場合は、血流を良くする工夫をしましょう。

肩こりがひどいなら肩回りのストレッチをしましょう。

また締め付ける下着は血流を悪くするので、緩めの下着を着用しましょう。

そして冷えは血流を悪くするので温めるようにしましょう。

しこりが出来た時の対処法は白斑が原因のしこりは冷やす、血流が悪くて詰まりやすい場合は温める、また乳腺炎になった場合はいかなる場合も冷やすという具合に同じ「つまり」という症状でも対処法が全く違います

そのため自己判断で冷やしたり温めたりすると、判断を間違った場合に症状をさらに悪化させる可能性があります。

原因が分かっていない場合は、自己判断で冷やす、温めるという対応は控え母乳外来に相談するようにしましょう。

予防的に葛根湯を飲む

何度もおっぱいがつまる場合は予防的に葛根湯を飲むのもいいでしょう。

葛根湯は授乳中に飲んでも問題ありません。

私も助産師さんに葛根湯を勧められ、予防的に飲むことで詰まる回数が劇的に減りました。

葛根湯はドラッグストアに売っていますが、自己判断で飲むのは抵抗があるという方は産科で相談してみましょう。

先生が葛根湯を処方してくれます。

体質によっては食事制限も

食事に関してですが食事とおっぱいのつまりに関しては因果関係がはっきりしていないのが実情です。

しかし、

「ケーキを食べたら詰まった」

油ものを食べると毎回詰まる」

という人がいるのも事実です。

そのため対応する助産師さんによっても「食事は関係ないよ」という人もいれば「脂肪分は控えてね」という人もいます。

結局どうしたらいいの?ってことなんですが、まず過度な食事制限は母乳の分泌低下をまねきます。

またママ自身の栄養バランスが崩れる原因にもなります。

なので初めから極端に脂質、乳製品を避けるというのはやめましょう

バランスよく食事することを心掛けながら、おっぱいが詰まった時に何が原因だったかを振り返ってみましょう。

そうすることで「乳製品を食べたら詰まりやすいな」「前回も今回も揚げ物を食べた後に詰まっているな」など自分の体質が分かってくると思います。

そのようにして自分の体質が分かればその食材を避けるというようにしましょう

乳がんとの違い

授乳中に乳がんになることは非常に稀ですが、100%ありえないといえない以上、乳がんとの違いを知っておくことも大切となります。

なので最後に乳がんのしこりについて説明します。

・抱き方を工夫したり、搾乳したりあらゆる方法をとってもしこりが取れない

・しこりの表面がゴツゴツしている

・しこりの部位を触っても痛みがない

これらが当てはまる場合は乳がんの可能性も否定できないので一度病院に相談してみましょう。

まとめ

しこりの原因

・長時間母乳が溜まった状態になっている

・乳腺が細い

・血流が悪い

しこりができた時の対処法

・赤ちゃんに吸ってもらう

・自分で搾乳をすることで白斑をとる

・自分で取れない時は母乳外来を受診する

・白斑が原因で痛い時は、軽く冷やす

しこりの予防

・3時間おきに搾乳しおっぱいをカラにする

・血流をよくする

・予防的に葛根湯を飲む

・食事は初めから制限するのではなく、自分の体質を見ながら詰まりやすい食事がある場合のみ制限するようにしましょう。

乳がんとの見分け方

 自分で対処できないおっぱいトラブルは母乳外来に相談しましょう。

出産した病院に問い合わせてもいいですし、こちらで全国の母乳外来を検索が出来ます。

www.oketani-kensankai.jp

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