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【危険】高齢ドライバーに忍び寄る4つの老化現象 加害者にならないために知ってほしい3つのこと

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「18歳まで運転してはいけないという理屈があるなら、何歳までなら運転していいとう理屈が必要だ」

これはお笑い芸人の田村淳さんが高齢ドライバーについてTwitterでつぶやき話題となりました。

連日のように高齢ドライバーの事故をニュースで見かけるため、あなたも様々な意見をお持ちだと思います。

それにしても、なぜ高齢ドライバーの事故はなくならないのでしょうか?

ここでは、高齢者の老化による特徴から、高齢ドライバーに潜むリスクについて解明していきます。 

また、事故の加害者にならないためにも、あなたに知って欲しい情報があるので、そちらも紹介します。

高齢ドライバーの現状

まずは高齢ドライバーの現状についてお話しします。

事故の総件数に占める高齢ドライバーの割合は、年々増加傾向であり10年前と比べると1.9倍に増加しています。(下のグラフ参照)

死亡事故及び交通違反取締件数に関しては、減少傾向ではありますが、それでも10代を除く他の年代と比較すると、高齢ドライバーによる死亡事故や交通違反は多いのが分かります。(下のグラフ参照)

また、高知大学医学部の平成24年の研究によると、認知症高齢者の11%が車の運転を継続しており、6人に1人は交通事故を起こしていました。

更に高速道路の逆走も約7割が65歳以上高齢者によるものでした。

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認知症高齢者を始め、高齢ドライバーは様々な事故のリスクを抱えているため、以下の決まりが出来ました。

70歳以上のドライバーは高齢者講習を受けなければならず、受けなければ免許返納

75歳以上は高齢予備検査を受け、認知症の有無の確認をする。

認知症の確認がされた場合は免許取り消し

通常は5年おきの免許更新が70歳以上は3年おき

その他は法律で規制はありません。

 

~追記~3月12日に施行された改正道交法により以下のことが変わりました。

75歳以上の人は3年に1度の免許更新時に認知機能を調べる検査を受けています。

その検査では

第一分類:認知症の恐れがある

第二分類:認知機能の低下がある

第三分類:低下の恐れがない

に分けられます。

以前までは第一分類の人でも一定の交通違反をした人だけが医師の診察を受ける制度だったのに対し、この法改正で第一分類の人は違反の有無に関わらず、医師の診察が義務付けされました。

また信号無視や一時不停止、逆走など18種類のいずれかの違反をした75歳以上の人も臨時の認知症検査を受けることになりました。

そして医師が認知症と診断すれば免許は停止や取り消しになります。

高齢者に忍び寄る老化現象

「老年の悲劇は老いているところにはなく、まだ若いと思うところにある。」

これは19世紀のイギリスの詩人 オスカーワイルドの言葉です。

根拠のない自信こそが最大の問題だと指摘しています。

それを裏付けるように、高齢ドライバーの実に9割以上が運転に自信ありと答えています。

オスカーワイルドの言葉がそのまま反映されているような結果です。

しかし、高齢者になると、誰にも老化現象が出てきます。

ここでは、高齢になるとどのような老化現象が出て、運転にどう影響するのか説明します。

視力の低下

まず老化現象として、視力の低下が挙げられます。

加齢により眼の一部である水晶体が濁るため、視力が低下し、視界が黄色がかって見える黄変化という現象が現れます。

そのため、黄色のものは、自分の視界と重なるため識別しにくくなります

また高齢者の目の病気として代表的なものに白内障があります。

白内障は、75歳以上の85%にみられるとも言われています。

白内障になれば、物が見えにくくなり、光も異様にまぶしく感じるようになります。

他にも、緑内障になれば視野が欠けますし、加齢性黄斑変性になれば、物が歪んで見えます。

また、高齢になると老人性縮瞳というものも起こります。

ここで老人性縮瞳について説明します。

本来なら、暗いところに行けば、体は少しでも多くの光を取り込もうとして瞳孔が大きくなるのですが、高齢になると、暗い所にいっても瞳孔が広がらなくなります

これが老人性縮瞳です。

そのため、暗い所では更に視力が低下します。

そして、高齢により視野自体も狭くなりますし、視野に入っていても脳が認識しないという事も起こるのです。

その結果、運転する上で

・トンネルを通る際の暗順応、明順応に支障が出る

・夜道が見えにくい

・黄変化が起こると、信号や標識を見間違える

・人やバイクが通っているのに気付くのが遅れる

という危険性が出てきます。

聴力の低下

高齢になると、音を伝達する細胞の数が減少するため、聴力も低下します。

音は聞き取りにくく、音そのものも歪んで聞こえるため、言葉の聞き間違いが増えます。

そのため、高齢者に「ご飯食べる?」と聞くと「5番?それは何の番号や?」という具合に、スムーズなやりとりが難しくなります。

また、音を伝達する細胞の減少により、情報を認識するのにも時間がかかります。

普段から高齢者と関わっている人なら、高齢者に対して2~3回繰り返し説明し、やっと伝わったという経験をお持ちだと思います。

その結果、運転をする上でも、周囲の音に気付きにくくなるため、危険の察知が遅れる、出来ないということに繋がります。

認知力の低下

高齢ドライバーの事故のニュースが流れると「認知症があったか、なかったか」という議論になりますが、認知症がなくても、加齢により様々な認知能力は低下します。

人の脳は60~65歳を境に脳細胞が減り始め、委縮しはじめます。

そのため情報処理能力が低下するので、瞬発的に判断をするというのが難しくなります。

また、長期記憶といって昔からつちかった記憶は影響ないのですが、昨日の出来事など、最近覚えた短期記憶というものに対して、記憶力が低下します。

他にも、新しいことに適応する力も著しく低下するため、いきなり新しい事が起きると、一時的にパニックを起こすこともあります。

また、テレビを見ながら掃除をするなど、2つ以上のことを同時にする事が苦手になります。

どうしても一つの事に集中してしまうため、他の事に関して注意力がおろそかになります。

その結果、運転をする時には

・飛び出しなど、事故の危険があった際に、瞬時に対応出来ない

・短期記憶の低下から、目的地を忘れる

・道を間違える、初めての道を通るなど、心理的にストレスになることが起きた場合にパニックになり、冷静な判断が出来なくなる

・運転は、アクセルを踏みながらハンドル操作をするなど、異なる操作を同時に行うため、注意力が散漫になる

という特徴が現れます。

下のグラフは、警視庁が発表している高齢ドライバーの事故原因のグラフです。

安全不確認前方不注意が多いのが分かります。

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そして実際に認知症になるとこれらの特徴はもっと顕著に現れます。

また認知症の中には前頭側頭型認知症といい、脳の前頭葉が委縮するタイプのものがあります。

前頭葉は理性をつかさどっているので、そこが委縮すると理性がきかなくなります。

その結果交通ルールが守れず信号無視をしてしまうといった非常に危険な運転をしてしまう場合があります。

性格の変化

高齢になると、性格の変化も見られるようになります。

頑固になったり、自己中心的な発想になりやすく、柔軟な対応が出来なくなります。

あなたはサンキュー事故というものを御存知ですか?

サンキュー事故とは、本来優先権のある車が、優先権のない車に道を譲った際に起きる事故なのですが、このサンキュー事故は高齢者に多く見られます。

その理由の一つとして、高齢者の自己中心的になりやすいという特徴が影響し、本来は優先権を持っていないのに、突っ切ってしまう点などが挙げられています。

 

以上のように、高齢になると様々な老化現象が出てきます。

そして、その老化現象は、ある日突然起きるのではなく、何年もかけて生じているものなので、本人には自覚症状がないケースが多いのです。

9割以上の高齢ドライバーが自分の運転に自信があると答えているにはそのような理由が考えられます。

しかし事故を起こしてからでは遅いです。

後悔先に立たず!

自分の能力に自信を持つのではなく、怪しむぐらいの気持ちを持って運転できるか出来ないかを判断しましょう。

 高齢ドライバーの事故、責任は誰がとるの?

高齢者が事故を起こした場合、責任の所在はどうなるのでしょうか。

高齢ドライバーの家族にとっては、決して無関心ではいられない事実があります。

それは、高齢ドライバーが事故を起こし、もし認知症であったと判明した場合や、本人に責任能力があっても賠償金を支払う能力がない場合は、高齢ドライバーの家族に「監督責任が問われ、賠償金の請求をされることがあるのです。

そのため高齢ドライバーの事故は、高齢ドライバーの家族の人生にも大きな影響を及ぼしかねません。

高齢ドライバーの家族の方は、危険だと感じたらすぐに運転を辞めるように促しましょう。

2016年12月6日に放送されたニュース番組 【クローズアップ現代で、高齢ドライバーの家族が注意すべき運転行動というものを放送していましたので、そのチェック項目を紹介します。

高齢ドライバーの家族がチェックすべき運転行動

□行先・目的地を運転中に忘れる

□中央線・センターラインの不注意

□車庫入れ・枠入れの失敗

□道路標識・信号機の理解

□速度制限・速度の維持

□交通環境への注意力維持

□運転操作(ハンドル ブレーキなど)

□自動車のメンテナンス

□他の交通者への注意維持

□車間距離の維持

このチェック表を元に、客観的に高齢ドライバーの運転リスクを評価しましょう。

そして、認知力の低下などが見られた場合は、運転をとめましょう。

また、明かな認知力の低下が見られる場合は認知症の検査も受けましょう。

加害者にならないために知ってほしいつのこと

前章のチェックで事故のリスクが高いと判明した場合は、事故の加害者にならないためにも運転するのはやめましょう。

しかし「そんなこと言っても、移動手段がないよ」と思われる方も多いでしょう。

また、危険なのは分かっているけど、交通手段がないため運転しているという方もいるのではないでしょうか。

どんな理由があろうと、事故を起こしてしまっては被害者だけでなく、自分の家族の人生も大きく左右させてしまいます。

各自治体には高齢者向けの様々な交通機関サービスがあるのをご存知でしょうか。

また、免許を自主返納した際も色んな特典があります。

これらについて説明しますので、今一度今後の運転について考えてみて下さい。

高齢者向けの交通機関サービス

各自治体では、高齢者に対して様々な交通機関サービスがあります。

70歳以上であればバスが無料という自治体も多いです。

そのため、車以外の移動手段も検討してみましょう。

これらのサービスは自治体によって異なりますので、一度調べてみることをお勧めします。

免許返納のメリット

高齢ドライバーの事故を未然に防ぐために、免許の自主返納が推奨されています。

そのため10年前に比べると免許の自主返納者は10倍に増えました

免許を返納することで以下のような特典が受けられます。(各自治体で異なります)

・タクシー、電車代の割引き

・銀行で金利の優遇

・買い物の際の割引き

・ホテル、旅館の割引き

また、免許返納時に運転経歴証明書の申請をすることで、運転経歴証明書の交付が受けることができ、その証明書は生涯に渡って身分証明書としても使用できます。

免許の返納は、警察署、運転免許試験場、免許更新所で出来ます。

受付時間は各自治体によって異なります。

都道府県の警察署のホームページなどで調べることが出来ます。

 

このように、免許を返納した後も身分証明書を作ることは可能です。

そして自治体のサービスなどを利用することで交通手段も確保することが出来ます。

また、今はスーパーやコンビニでも商品を宅配してくれるサービスがあります。

これらを利用することで、車のない生活を始めることは可能ではないでしょうか。

運転をやめてくれない時は第三者に相談しよう

家族が運転をやめるように説得してもなかなか聞き入れてくれない場合があります。

もう運転させないようにと、車を処分したものの自分で車を買ってきてしまったケースさえあります。

このように家族の説得では聞かない時は、役所や警察に相談しましょう。

そして第三者、例えば警察や医師などから「もう危険だから運転をやめましょう」と説明してもらうのです。

そうすることで家族が説得するより聞き入れてもらいやすくなります。

 

 

一度、家族みんなで話し合ってみましょう。

 

 
 

新しい乗り物「 rimono」について

「riomno」ってご存知ですか?

横幅が1mという超小型電気モビリティ!!

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出典:「リモノ」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)

まだ販売はされていないのですが、、、

最大速度が45㎞/時までとなっており、外装がクッション素材になっているので、歩行者に対する安全性も重視された作りになっています。

田舎などどうしても車移動がないと困るという人のためにも、早く普及してくれたらいいなぁ。。。

ホームページ⇒rimOnO personal mobility | 超小型モビリティ リモノ | home

まとめ

認知症の有無に関係なく、高齢になると様々な老化現象が出てきます。

そして、その老化現象は運転技術にも影響を及ぼします。

老化現象は、日々の生活の中で少しづつ変化するものなので、自覚がない場合がほとんどです。

自治体のサービスや免許返納による特典を利用することで、他の交通手段を確保することが出来ます。

これを機会に、ご自身や家族の運転リスクについて見直して頂ければと思います。

合わせてお読みください。

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